前を向きたいあなたへ ズーカラデル

人間だれしもどんよりした気分よりは晴れやかな気持ちでいたいよね。
好き好んで心を病む人はいないし、できれば欝々とした日も前を向いて生きていたい。
元気になるためのトリガーは運動だったり映画だったり会話だったり、そして音楽だったり。

自分ひとりじゃ前向きになれない人に手を貸す音楽、それがズーカラデル。

自然と楽しくなって乗ってしまうリズムと優しいけど力強いボーカルが特徴的。
去っていく人と残された人の物語。
カッコいいんだけどカッコよすぎない、ギリギリのところでリスナーに寄り添ってくれる歌。
自信もってみんなに誇れるような大層な人生じゃないけど、せめて自分のことくらいは自分で愛してやろうぜって、そんなことを言われている気がする。
他人と比べる必要はなくて、自分は自分の”泥だらけの世界”を進んでいけばそれでいいじゃんって。
落ち込んでる自分の背中をそっと押してくれているようなそんな音楽だ。

サビが「ねぇ」で始まるの良くないですか?
その一呼吸があるのとないのとじゃ全然印象が違ってくると思う。ワードセンスが良い。




ボーカル吉田がインタビューで「スピッツのように、好きか嫌いかではなく良いものだと評価されたい。」と語っていた。
もう既に良い音楽っすよ。
“良いもの”の基準は正直難しいけどズーカラデルは間違いなく良い音楽というジャンルに属している。

吉田の繊細さというか謙虚さというか、そういうものがじんわり染みてくる。
ムスタングという扱いの難しいギターを愛しているところにも彼の人間性が出ている。
彼の言葉の節々から、直接話したことがなくても歌ってる人間がどういう人なのか伝わってくる。
だからこそ背中を押される感覚になるのかもしれない。

なんでこの人たちの曲を聞くと少しでも前を向けるんだろう。
なんとも形容しがたい不思議な力を持った人たちです、ズーカラデル。

オモテ

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