the shes goneみたいなバンドも若者には求められてる

Apple musicで新譜をチェックしているとthe shes goneのDAYSというアルバムが目に入った。
ジャケットがお洒落でかわいい。少し気になる。
最近名前をよく見かけるバンドだけど曲を聞いたことはない。
こういうときにストリーミングサービスは便利だ。
どうやら若者の間で流行っているらしいし、僕も聞いておこう。
流行は追っておきたい。時代に取り残されるのはキツイ。

なるほど、こういう感じか。
良くも悪くも聞いたことあるような音楽だ。
indigo la endやGOOD ON THE REELやback numberや、そういう類の系譜を辿るバンドっぽい。
男が女の子の歌を歌うのはここ数年の流行りのような気がする。
でも流行ってるってことは一定数に求められてるってことだ。ちゃんと需要を満たせる曲を書ける人間は偉い。

褒めたたえてる人もめちゃめちゃに叩いてる人もいるけど、僕はシンプルで良いバンドだと思った。
たぶん、彼らの曲が刺さる層ってのは中高生の女の子。
しかも絶賛恋愛中や失恋中の女の子たちだ。
そういうリスナーに向けて歌う曲がごちゃごちゃしてたら刺さるわけない。
これぐらいが丁度いい。元々僕たちみたいなリスナーに向けて歌ってるバンドではない。

でもまあ、それにしても少しオリジナリティは足りないのかな。
若いバンドだし演奏力も足りなそうだから、そもそもの引き出しが少ないっていうことが大きいんだろうけど。
アルバムも通して何度か聞いたけどやっぱり似たような曲が多い。もうちょっと頑張ってほしいなと思う。
あ、僕はDAYSの中ではサプライズって曲が好きでした。




甘い。タイトル通り甘い。

甘い記憶、売れ線をしっかり抑えた良い曲だと思う。
安心感のある構成。サビ後半に繰り返しを持ってくるのも最近っぽい。ドラムが一番流行のツボを抑えてる。
彼らが目指してる方向は絶対に合ってる。
あとはブラッシュアップしていくだけ。
こういうジャンルの音楽は狙う層の絶対数が多くはない。
純粋なポップスともロックとも違うから、彼らは彼らはの畑で戦っていかないといけない。
そのためにはやっぱり歌詞以外のところでどれだけ色を出していけるかだよなあ。

正直、大人がズブズブにハマってく音楽じゃないとは思う。彼らの曲は僕たちには文字通り甘すぎる。
全然嫌いじゃないけど、日常的に聞くかと言われるとどうだろう。
でも応援はしてます。シンプルな歌物は好きなので。

彼らみたいなバンドって、ライブの動員が大変なイメージがあるんだけどどうなんだろうな。
メインのリスナーは絶対未成年だろうし、しかもライブハウスには行かないような人ばかりなんじゃないか。
曲調もライブハウスに映えるというよりは自宅で落ち着いて聞きたいジャンルだし。
PVの再生数はかなり伸びてるけど、結構苦労してるんじゃないかと思う。
これ読んでるファンの人がもしいたら、ライブにいってthe shes goneを応援してあげよう。

the shes goneのPVのコメント欄を読んでいる。
クソかっけえロックンロールを鳴らす若者がいたり、HIPHOPで頭角を現す若者がいたり、そういう若いミュージシャンがたくさん生まれていく中で、the shes goneみたいなジャンルの若いバンドも確実に求められているんだなとしみじみ感じている。
みんな甘い青春を送っているようで何より。幸せに暮らしてくれ。

こういうリスナーの日常に寄り添うのが、the shes goneなんだろうなあ。
「僕らの歌があなたの日常に寄り添えますように」が彼らのテーマらしい。
ガンガン寄り添ってると思います。
好きか嫌いか、聞くか聞かないかは置いといて、the shes goneみたいなバンドも絶対に必要なんだよな。
人の感性の数だけ求められてる音楽がある。音楽のそういうところが好きです。

それでは。




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