20年経っても色褪せない音楽 スーパーカー

スーパーカーがデビュー20周年らしい。
それを記念してオールタイムベストアルバムが発売された。
2017~18年にかけてはアルバム5作がLP盤となって再販された。

今日はスーパーカーを聴こう。

HIGHVISION

くるり、ナンバーガールなどと共に2000年前後のバンド界の中心にいたスーパーカー。
2005年に解散してしまっているが、今もなおファンの心を掴んでやまないバンドだ。

僕は当時まだ子供だったので知る由もなく、彼らと出会った時にはもう解散してしまっていた。
一度ライブで聞いてみたかったなあ。




STORYWRITERという曲でスーパーカーを知った。
エウレカセブンというアニメが僕は大好きで、そのアニメの挿入歌に使われていたのがSTORYWRITERだ。
全50回あるアニメだがそのうちの8回にこの曲が使われている。
8回という数字が多いのか少ないのかはいまいち分からないが、使われているシーンがどれも印象的なため、エウレカセブンの世界観を支える大事な楽曲となっている。
そんな背景もあってSTORYWRITERが本当に好きだ。
時折電子音の入る静かなイントロが1分近くあって、その間ずっと高揚を感じていられる楽曲はそう多くないだろう。
とにかくイントロのワクワク感が凄い。この感想はエウレカを見てるせいもあるかもしれないけどね。
スーパーカー特有のアップダウンの少ないボーカルも顕著だ。楽器と一体化するボーカルが気持ちいい。
この曲に対して浮遊感という言葉を使っているレビューを良く見るが、本当にその言葉が似合うと思う。

STORYWRITERが収録されているHIGHVISIONというアルバム、スーパーカーを知っている人なら分かると思うがとても異質だ。
このアルバム以前はギターロックを歌ってきた彼ら。このアルバム以後もまたバンドサウンド寄りに戻っていった彼ら。
HIGHVISIONだけがこれでもかという程のエレクトロニカ・テクノサウンドである。
そのサウンドだけがスーパーカーの特徴として挙げられているのは少し違うなと僕は思うが、それでも彼らを”スーパーカー”にしたのはこのアルバムだろう。

色褪せない音楽

解散してから10年以上経っているスーパーカー。
しかし今聞いても全く色褪せていない。むしろ後期の曲なんかは最近のバンドですか?と思うようなサウンドだ。
そう思わせるほどに今のバンドは彼らの影響を少なからず受けているんだろうと思う。
今もなお愛され続け、このタイミングでベストアルバムが出されるのも頷ける。
バンドの内情は色々とあったようだが、今聞いてもカッコいい音が鳴っているという事実を残してくれたことに感謝したい。

ベストアルバム発売を機に彼らの魅力に気づく僕世代の若者が増えると嬉しい。

オモテ

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