清水翔太がいつの間にか全くの別人になっていた

清水翔太ってJPOPの人だと思ってた。
僕たちが知ってる清水翔太ってこういう感じじゃないですか。

正直あんまり聞かないタイプの音楽。
オリコンランキングとかで上位にいそう。
どの層が聞いてるのか全然わからん。

このHOMEって曲、もう10年前の曲。
10年前から僕の中の清水翔太のイメージはこれだったわけ。
みなさんもきっとそうじゃないですか?
あと知ってる曲っていえば加藤ミリヤと歌ってるのぐらい。

そんな感じだから今まで聞く機会もなかったんだけど、彼が最近リリースした曲を聞いて衝撃を受けた。これです。

いや清水翔太どうした。

まず見た目変わりすぎて誰かと思った。
黒髪さわやか好青年で売ってたのでは!?
いつの間にかイカついお兄さんになっちゃってた。

そしてまあ曲がクッソ良い。
昔はいわゆるシンガーソングライター的な曲で売ってたと思うんだけど、今はもう全然違う。
R&Bとかヒップホップの色が強くてカッコいい。
絶対ファン層は入れ替わってる。HOMEを聞いてる人がこんな曲好きになるわけない。




トラックメイクとオートチューン

彼は自身でトラックを作っているというのだから驚きだ。
歌手ではなくむしろトラックメイカーとして評価されてほしいぐらいの腕前。
こういうヒップホップ系の曲を歌う人って、トラックを誰かに作ってもらって歌をのせていく人が多いと思う。
でも彼は全部自分でやってる。
歌もトラックもどちらも高い完成度で仕上げられる人は貴重だ。
清水翔太の才能が怖い。

彼の曲で特筆すべきはオートチューンだろう。
ケロケロボイスと呼ばれる特徴的な声を作るのに使われるソフトだ。
本来はボーカルの若干のピッチのずれを修正するためのものだが、エフェクトを多めにかけると変な声になる。
Perfumeやセカオワが有効的に使ってるね。

清水翔太も例外ではなく、変に声だけが浮くことなく効果的に使用できている。
インタビューで彼は以前からオートチューンが好きだったと語っている。
オートチューンを使う楽曲は歌が上手くない人でもそれなりの完成度になってしまう。音程がとれてなくても問題ないからね。

しかし歌唱力に関しては疑いなく素晴らしいものを持っている彼が使うというのは、”逃げ”ではなく”攻め”だろう。
ケロケロボイスじゃなくても戦えるのにわざわざそこを選んでいる。
彼がカッコいいと思う音楽はもうこういうジャンルの音楽なんですよね。

Fridayに収録されている3曲は全部オートチューンを全面に押し出してるし、完全にヒップホップ。
Good LifeのRemixがカッコよすぎて大好きです。
自分の曲Remixしてさらに良いものにできるのも凄い。

どうやら清水翔太は2016年頃からこういう曲調になっていたっぽい。
この2年でファンがついたり離れたりしてるだろうけど、まだまだ”新しい彼”の魅力に気づいていないリスナーは多い。
今の清水翔太はもう昔の彼とは全く違う。
これを機に聞いてみて。

それでは。




オモテ

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