ナナヲアカリが示す新しい歌姫の形

お前らよく聞いてくれ。
いま、ナナヲアカリがヤバイ。

ナナヲアカリとは何者なのか

ナナヲアカリ、22歳。
愛称「天使」の女性シンガー。

基本コミュ障。メンヘラかわいい。ちょっと頑張るひきこもり。
原宿発・社会不適合系ダメポップを提唱する“ダメかわ”ガール。

公式ページでは上記のように紹介されている。
端的に言うとオタク。
オタクが歌姫になってみましたっていうイメージのアーティスト。

まず彼女について特筆すべきは、モデル顔負けの顔立ちだろう。もうこれは間違いない。

かわいい…
好き…

こんな整った顔の女の子が歌手として活動してくれていることに俺たちは感謝しなければならないと思う。しなければならなくない?

でもまあ今の時代には顔が可愛い女性歌手はありがたいことにたくさんいる。
じゃあなぜ今回記事まで書いて彼女を紹介したいのか。

それは、彼女の声が圧倒的に良いからである。

ワンルームシュガーライフという曲。
癖になるハイトーンボイス。
ただただアニメ声な訳ではなくて、良い声だ。声優が歌ってるそれとは全然違う。

友人とかにも「なんかこの人の声って聞き心地良いな」って人いるじゃないですか。
“良い声してる”って言われる人。
ナナヲアカリはそれです。それのハイレベルバージョン。
ハイトーンだけどイラつかない。むしろもっと聞きたいなと思わせる声の持ち主。
それだけで歌手としての才能があると俺は思う。

ライブ映像を見ても、肺活量とか滑舌はまだまだ弱いけどピッチは安定してるし、その辺のバンドマンよりは歌うまいんじゃないか。
ハイトーンなのにライブでもきちんと声を張れているのは偉い。
バックバンドもレベル高いし、ナナヲアカリは”バンド”として高い完成度で成り立っている。




時代が求めるシンガーの形

ナナヲアカリがインターネットに現れたのは2016年6月。
「ハッピーになりたい」をニコニコ動画にupしてネットデビューを果たしている。
彼女の楽曲の特徴はボカロPが作詞作曲を担当しているということだ。

中学生の時からボーカロイドを聞いて育ち、ボーカロイドになりたかったというナナヲアカリ。
そんな彼女がボカロPから楽曲を提供されて、今はまるで自分がボーカロイドになったかのように自分の歌を大勢のリスナーに届けている。

ロックバンドに憧れて楽器を始めたりバンドを始めたりするのと同様に、現代ではボーカロイドに憧れて舞台に上がっていくシンガーも現れてるってことだ。
これは時代の移り変わりだなあと思う。
TVやラジカセでしか音楽を聞けなかった時代と違って、10年ほど前からはインターネットでいくらでも音楽を聞ける環境になっている。
その世界にはボーカロイドという新しいスター達が輝いていて、それに憧れるリスナーが出てくるのは至極当然のこと。
ナナヲアカリはインターネットという枠を飛び出して、そのまま現実世界でも活躍しようとしている。
そこにリスナーが付いていくのも、当然の結果だろう。

今、時代はきっと、ナナヲアカリのようなバーチャルにもリアルにも属せるアーティストを求めている。
スマホやパソコンの前でも、そしてライブハウスでも、アーティストに熱狂したいと世間は感じ始めてるんだ。

ナナヲアカリは顔が良いからもちろんそこで推されていくのかなと思っていたが、PVはアニメだし、でも顔を隠すわけではなくてメディア露出もライブもバッチリやるし。
曲はきっちり彼女のルーツに沿っていて全然世間に媚びてないけど、確かに売り出しはされているし。
なんだろう、これって新しいシンガーの形といっても差し支えないんじゃないか。
現実とネット、ナナヲアカリはどちらの世界でも羽ばたこうとしている。
これからはきっと彼女のような女の子たちも多く出てくるんだろうけど、まずは彼女がどんなアーティストになっていくのかを見届けたい。

時代と共に変わりゆく音楽の形をナナヲアカリは体現していると俺は思う。
彼女の音楽を応援してます。
あと、顔が可愛いので本当に好きです。

それでは。




オモテ

音楽について思うところを書いています。