レイラ 「アパートの中で」を紹介したい


ネットサーフィンをしていたら良い曲を見つけたので紹介したい。

レイラというバンド。横浜では知られつつある若手バンドなのかな?
今どきの売れ線邦ロックという印象なんだけど、この曲はかなりグッときた。

正直他にもこういうジャンルのバンドは腐るほどいて、そこと比べて何が突出して良いとかはないんだけど、とにかく”アパートの中で”は俺にはぶっ刺さった。

PVが良すぎる

なんだろう、まずPVが秀逸。
同棲しているカップルの日常を切り取った映像なんだけど、全編主観で撮影されている。そのおかげでめちゃくちゃにPVに入り込める。
採用しているシーンも本当に日常っていうシーンが多くて、冷蔵庫に食材入れるとことか、洗濯物一緒に干してる場面とか、「あれ、俺って金髪の彼女と同棲してたっけ…?」と思ってしまうほどだ。
飾らないリアルさがそこにはあって、自分に経験がなくても何故か既視感を覚える。
映像を見ているだけで幸せな気持ちになったり切ない気持ちになったりする、これってすげーことだと思う
もうこの女の子のこと好きだもん。俺とも同棲してくれ。
映像はアフガンRAYさんって人が撮ったみたいです。

soundcloudじゃなくてyoutubeに映像として曲をアップする以上、映像と音楽ふたつ合わせて一つの総合作品だと思っています。
みんなあまり映像を褒めることがないけど、作り手側はきちんと考えて作ってる。




狙って書く歌詞、書かない歌詞

そして曲。
まあ音楽的に難しいことしてるわけではなくて、弾き語りで作った曲に他の楽器ものせてバンドサウンドにしましたよってスタンダードなバラード曲。
この曲を良くしてるのは圧倒的に歌詞。
若者は音楽に共感を求めている。
クリープハイプが流行るのもMy Hair is Badが流行るのもそういう理由だ。
“アパートの中で”は多感な時期の若者が、あるいは恋をしている若者が確実に共感できる歌詞だ。
共感という言葉よりは共鳴、投影といったほうが正しいかもしれない。

金なんかなくたってさ、 君が隣で 笑ってくれれば
金なんかなくたってさ、 君さえいれば それでよかったよ

こんなシンプルな歌詞に俺たちは共鳴する。
みんなが言いたいことを歌ってくれているだけで良い曲になる。それが難しいんだけどね。
この曲の歌詞は絶対にそういうことを狙って書かれていて、ミドルテンポのバラードと上手くマッチしていてかなり良い曲になっている。

しかしレイラというバンド、歌詞もサウンドも少し狙いすぎている感も否めない。
EPを一通り聞いたがどの曲もわざとらしいなあという印象を持った。
たぶんどれも狙って作られてるんだけど、あまりにも恋愛に甘々な曲ばかりだとアルバムを聴いているときに飽きてしまう。
狙ってなくてこの歌詞ずっと書いてるんだったらそれはそれで振り切れてて面白いけど。頭の中お花畑やんけ!
一曲だけ切り取ってPVとかで知る分には良いと思うんだけどね。
アルバムトータルで作品作ってくれると俺的には嬉しい。恋愛がコンセプトのアルバムだったらすまん。

あとアップテンポの曲がどれもどっかで聞いたことあるような曲すぎる。
もう少しオリジナルなバンドになると良くなりそうだけどなあ
違うテイストの曲も作れるかどうかが売れるかどうかの境目な気もする。
今後の彼らに期待しておきます。

それでは。

オモテ

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