JYOCHOを聞いて情緒を感じてほしい

JYOCHOの出す音が耳に入るだけで僕は切なくもなり、悲しくもなり、儚さすらも感じる。

そうか、これが情緒か。

JYOCHOは元宇宙コンビニの中川大二朗が組んでいるプロジェクトである。
この音の雰囲気、どこかで聞いたことあったでしょう。宇宙コンビニです。
相変わらず唯一無二の音楽やってる。
てかバンド名が最高すぎる。情緒って。

宇宙コンビニが好きだった人はJYOCHOのことも絶対好きだろう。
目指している音楽性はおそらく一緒で、でも宇宙コンビニのときと全く同じ音を出しているわけではない。
インタビューでも中川は「軸は変わらず、自分の中の音楽を続きを鳴らしたい」と話している。
だいじろー、僕たちはあんたの音楽が大好きだよ。

テクいのに曲の邪魔しないギターっていいよね。
何回聞いても飽きさせない。
ギターだけ浮いてると聞いてて疲れてくるけど彼のギターは絶対そんなことないんだよな。
むしろ癒し。
やっぱクリーントーンのタッピングは最高だ。




JYOCHOの曲は全体的に音の重心が高い。
身体で感じる音楽ってよりは耳で”聴く”音楽だ。

彼らの曲はどこかノスタルジックな気持ちにさせる。
なぜか目をつぶって遠くの景色を思い出したくなるような。
未来に思いを馳せるよりは昔のことを懐かしく振り返りたくなるような。
僕の感性はそういう音楽だと捉えている。

数々の人間が文章で「情緒」を表現してきた中、中川大二朗は音楽で「情緒」を表現している。
その感情の受け止め方は人それぞれだとは思うが、きっとJYOCHOを聞けば何かしらは感じるだろう。
彼らの音楽にきちんと何かを感じられる感性を持つ人が多数だと僕は信じたい。

宇宙コンビニでもそうだったけど、中川大二朗の音楽には”非現実的”な印象を受ける。
なんだろう、タッピングの音色とかコード感とかがそうさせるのかな。
現実世界の音楽というよりはファンタジーな世界の音楽というか。

僕たちの日常に馴染む音楽ではないけど、そこには確かにやさしさがある。
JYOCHOを聞いたときのこの不思議な感情はきっと彼らの音楽でしか味わえない感情なんだろう。

良いです。JYOCHO。
もっと色んな人に知ってほしい。

それでは。




オモテ

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