GOOD ON THE REELがいま何をしてるのか気になった

昔聞いてたあのバンドをふと聞きたい瞬間ってある。
当時ハマってた曲を改めて聞くと、そのときの思い出とか過ごした街のこととか色々思い出すよね。
新しい音楽を探すことも大切だけどそれだけじゃやっていけない時もある。

僕はGOOD ON THE REELというバンドが好きだった時期があって、ここ数年は聞いてなかったんだけど彼らがいま何してるのかが単純に気になったんだ。

ブレない音楽性

すげえ、この人たち全然変わってねえ。

僕がGOOD ON THE REELを聞いていたのは2012年、13年あたりだ。
そこから6年、相変わらず彼らは彼らの音楽を鳴らしていた。

ボーカルの千野隆尋の声が全然変わっていない。
相変わらずオンリーワンな声をしてる。
千野の声はGOOD ON THE REELを彼らたらしめる大きなファクターのひとつだ。
彼らの世界観は千野の持つ優しくも確かに芯のあるハイトーンじゃないと表現できないだろう。

メジャーレーベルを経験すると声質が変わるボーカルって多いと思う。
それは悪いことではなくて、むしろきちんとボイストレーニングを積んで正しい発声を身につけた結果だ。
でもインディーズ時代の荒削りな歌が好きだったのに…ってリスナーも一定数いるだろう。
その点、千野隆尋の歌はマジでブレてない。
それは彼の歌が最初からずっと高いレベルだったことの裏返しでもある。




彼らを聞いたときの感情

GOOD ON THE REELは”愛”について多く歌っていたなという印象があって。
それは今でも変わってなかった。

男目線でも女目線でも綴られている歌詞。
メロディが素敵だし歌っている言葉も詩的だから聞いてるときはそこまで歌詞に集中してないんだけど、改めて文字に起こして読んでみると素敵だなと思わされる。
恋愛一辺倒ではなく少し儚さが混ざっていて。なんだろうこの切なさは。

GOOD ON THE REELを久しぶりに聞くと昔のことを思い出して懐かしくなるのはこのバンドだからなのかもしれない。
彼らの曲には心をきゅっと締め付ける何かがある。
その感情は未来のことを思って湧き出るものではなく、過去を振り返ったときにふと気づくあの感情だ。
そういう瞬間の心地よい切なさだ。
GOOD ON THE REELを好きな人っていうのは、その感情を愛せる人なんだと思う。

GOOD ON THE REELは今も変わってなかった。
今日はそれを知れただけで僕は十分だ。




オモテ

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